Toledo, Spain 2009 自分のことを、どちらかと言えば 大抵の事は楽しめる性質だし どこへ行き、何を成すかは自分の意思次第だと思っていたけれど それでも「環境」ってのは大事なんだな、と ここ数年で痛感している。 いや、違うな。 「何でも楽しんでやろう、吸収しよう」と思う気持ちと 自分が何を成したいのか、のバランスが大事なのであって、 「違う」と感じたらすぐ軌道修正できるフットワークの軽さも必要だし、 かといって選り好みしていたら、自分の幅は広がらない。 その見極めが大事なんだろうな。 そういう意味では、今、すごく貴重な時間を過ごしているのだと思う。 * * * * * 学生時代にはたくさんの尊敬する、愛すべき友人たちに恵まれたけれど トレドという町に行ってみよう、と思い立ったのも そんな友人の中の一人が18年間過ごした環境が一体どんなところだったのか ただただ、それを見に行ってみたかったからだ。 半日もあれば端から端までたどり着けてしまうような 城壁に囲まれた小さな町のはずれの高台で どこまでも広がる草原をずっと眺めながら 地球はやっぱり広くて大きいのだ、と思って 20代最後の年の旅の幕開けとしてはなかなかじゃないの、なぁんて。 20代の頃も、随分自由に生きてきたつもりだったけれど まだまだ自分は狭い世界の中でいい気になってただけなんだ、なぁんて。 いつだって、発見は新たな可能性と夢を見させてくれる。 取捨選択も含めて その一つひとつを積み重ねてモノにしていく作業が 自分の人生において必要なことのひとつなのだと思う。 しなやかに生きていきたい。 広い意味で、クリエイティブでいたい。 そんなことを改めて思う、今日この頃です。 * * * * * つまり何が言いたいかというと 相方が長期出張に行く前に、我が家に置き去りにしていったのど飴が 残念ながら甚く自分の口に合わないので その処遇に困っちょる、という話(違)。 (とりあえず部屋の片隅にそのまま放置…) ←ブログランキングに参加しています。クリックしていただけると励みになります。
by bothsides-now
| 2011-12-17 00:00
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